'''上林の大椎(スダジイ)''' [[ファイル:上林の大椎.jpg|300px]]  古来より林郷八幡神社の神木として保存されてきたものです。現在は高さ約15m、胸高の幹周りで約5mですが、大正時代に書かれたとみられる「県内老樹名木番付」の「目通周囲」の番付では一番の横綱に格付けされ、その周囲は42尺(高さ約12.7m、推定径約4m)の記述があります。  林郷八幡神社は、かつて拝師明神または拝師八幡社と呼ばれ、その始まりは長和2年(1013)と伝えられます。観応年間(1350~51)には上林の地頭であった大桑玄猷が社殿を建て、社領・神宝を納めたといわれています。  樹齢一千年ともされるこの大椎は、中世の武士団であった林・富樫氏の活躍を見守っていたことでしょう。 [[category:巨木・古木|かんはやしのすたしい]]