野々市町20年のあゆみ

発刊のことば

 新野々市町が一町三村の合併によって誕生してより二十年、ここに、これを記念して『野々市町二十年のあゆみ』を発刊できますことは、私の喜びとするところであります。

 この二十年間、町民各位のご理解とご協力によりまして、町は大きく発展しました。その反面、町は昔日の面影はなくなり、様相は一変し都市化の波をかぶっております。諺に「去る者は日々に疎し」といわれているように、月日がたつにしたがって物事は忘れ去られてしまいます。そこで、町の記録を克明に集め、忠実に編集することにいたしました。

 町民および町外でご活躍なされる町出身の方々か一人でも多く本史を見ていただいて、懐古の中から今後における参考としていただければ、幸いと存じます。

 最後に貴重な資料を心よく提供していただいた方々に厚くお礼申し上げます。

昭和五十一年三月十日
野々市町長 黒保 衛

・発行者野々市町中央公民館
・発行日昭和51年3月31日
・web編集(財)野々市町情報文化振興財団