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page=27 :新谷重義君之碑 (蓮花寺町) 永年、警察官として任務に精励され、その功績は大であり、警察官の亀鑑と称され、その遺徳を偲び建てられた。 石川縣警部補 新谷重義君之碑 石川縣警察部長正六位 藤岡長和書 <碑文>  君ハ明治廿七年十月十八日ヲ以テ生ル父君ヲ文次郎ト称ス君ハ其三 男ナリ大正四年出テテ石川縣巡査ヲ拜命シ富來大聖寺鶴來羽咋等ノ警 察官署並警察部衛生課ニ勤務シ其間二累進シテ警部補二任セラル大正 十三年十二月廣坂警察署在勤ヲ命セラレ司法主任或ハ外勤監督主任ト シテ成績大ニ擧ル又曾テ抜擢セラレテ刑事及警察講習所二修學シ新進 氣鋭ノ警察官トシテ大ニ前途ヲ嘱目セラル偶大正十五年三月十六日武 徳殿ニ於テ劍道ノ練磨中忽然病魔ノ冒ス所トナリテ長逝ス享年三十三 歳勤續十有一年君ハ資性快活ニシテ剛毅其職務二従フヤ恪勤精勵克ク 其任ヲ盡ス而シテ遂二其職ニ殉ス蓋シ警察官ノ亀鑑トシテ名ヲ後昆ニ 傳フルニ足ル    大正十五年八月 教誨師 從七位畠山圓諦撰并書