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page=48 :野々市駅沿革碑 (二日市 jr野々市駅前) 国鉄(現jr西日本)野々市駅誘致は町民あげての願望であり、昭和三十二年にその運動が展開された。昭和四十三年四月に野々市駅が竣工営業を開始した。昭和四十四年にこれを記念して建てられた。 <碑文>  そもそも国鉄野々市駅は、地域住民と金沢鉄道管理局並びに血盟の同志拾参名の友愛と、信義と、忍苦と、団結と、そして風雪拾年の苦節によって打ち樹てられた偉業である。  併し乍ら、地域住民の、誘致への犠牲と情熱も、管理局の温かき助言と指導も稍もすれば、偉業の陰に埋没せんことを惧る。即ち用地、道路敷の提供、並びに、墓地移転、更には数千万円に及ぶ財政負担等の業蹟は、後世、高く評価されんことを希う。  憶うに、今を遠く北陸線創業の古へ、我らの祖先がその敷地に反対して、用地の提供を拒むなどの抵抗を示したと伝え聞くが、新旧思想の激突は昔も今も変わらず、詢にさけ難き断層と解すべきか!さもあらばあれ!産業これによって興り新文化ここに発祥して名実大金沢の関門たらんを念じつつ、後昆のため敢えて由来と、その意義を伝う。希後昆!我らの微意を掬み、是れを継承されんことを!!    昭和四拾四年七月佳日          野々市駅協力会          旧野々市駅誘致期成同盟会          野々市簡易保険友之会 同志交名(略)