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page=2 :□本書について                 編集:(財)野々市町情報文化振興財団 垣之内安彦さん(66歳)は、今年の3月に訪れた石浦神社(金沢市本多町3丁目)で1対の狛犬の大きさや表情の迫力にすっかり魅せられてしまい、翌日から野々市町の神社を廻り狛犬のスケッチを始めました。 垣之内さんは、富山県高岡市出身で軽金属加工会社に営業マンとして勤務。単身赴任を13年経験した後、大阪営業所の勤務を最後に7年前に定年を迎ました。その間昭和56年の金沢営業所勤務のときに野々市町内の社宅に住んだことが縁となり平成8年に現在地に新居を構えました。 小さいときから絵を描くのが好きで漫画や似顔絵を描いて楽しんでいましたが、就職してからは仕事が忙しくてなかなか絵を描くゆとりがありませんでした。定年後は趣味の時間もでき好きな絵を少しずつ描いていた矢先、「狛犬の写真集は沢山あるが、スケッチは見たことがない。」との思いから、鉛筆とクレヨンで野々市町内のすべての狛犬を描くことにしました。 3月23日から4月下旬にかけて町内すべての神社28社を廻り、境内に見える狛犬30対をすべて描き上げました。この間にも白山市、金沢市などの神社も回り、遂には「100対の狛犬」を描くことが目標となり、記念すべき100対目は8月23日の気多大社(羽咋市)の狛犬を描いて達成しました。 「第2の人生は大好きな絵に情熱を注ぎたい。100対は通過点であり、これからももっと描いていきたい。」と垣之内さんの目標は更に大きくなっています。 この「野々市の狛犬」は、垣之内さんのスケッチブックから野々市町内の狛犬のみを集めて、デジタルブックとして公開しています。拝殿などに据えられてる狛犬もあるものと思われますが、目に見える範囲、知りえる範囲での「すべての狛犬」であることをご理解いただければ幸いです。 平成21年9月