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page=20 :立像を移してあると言われ、日吉神社を訪れると、この十一面観音像の他、朽ち果てた仏像を発見した。この朽ち果てた仏像こそ、朝日観音伝説の元になった、泰澄が最初に作った仏像と私は推測した。 十一面観音立像 日吉神社 半身像  日吉神社
page=20 :(2) 成宗寺 成宗寺には、明治中期に書かれた累史に、ご本尊阿弥陀如来像は、泰澄御作なりと書かれている。 この地には、この仏像にまつわる伝説が残されている。良川村の久助が、二宮川の氾濫の際、光る物を見つけ、引き上げると仏像で、寺に寄進したと云うのである。 天正10年(1582)、石道山合戦で、全山焼き討ちに在った際、天平寺の僧侶が麓に避難させ、今に至ったと郷土史家は見ている。 二宮川と云うのは、石道山から、成宗寺のある中能登町に流れている川である。                        阿弥陀如来立像 成宗寺