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page=37 :達身寺の仏像の特徴と謎
一寺に一躯奉れば良いと云われている兜跋毘沙門天が16躯もあるということ、本尊仏になる仏像が多いこと、未完成の仏像があること、仏像のお腹がふくらんでいることなどの謎が多い。
郷土史家船越氏の説では、大寺院で、山岳仏教の教権を張ったと云うよりは、お堂を多く持つた工房であったのではないか、そこには丹波仏師がいて造仏していたのではないかと説いている。
奈良の東大寺の古文章の中に丹波講師快慶と記されている。「私は、丹波仏師である。もしくは丹波の地とつながりの深い仏師です」と云っているのである。とすれば、鎌倉時代の有名な仏師快慶は達身寺から出た仏師もしくは、達身寺とつながりの深い仏師であると云える。
丹波市観光パンフレット
page=37 :写真流用
地方の仏師が作った仏像---------井上正著 「古仏」 昭和61年10月25日
行基が作った仏像-----------------井上正著 「古仏」 昭和61年10月25日
法隆寺 木造九面観音立像----------飛鳥園より提供
奈良国立博物館 木造十一面観音--------奈良国立博物館提供
聖林寺 十一面観音立像 木芯乾漆作り--------聖林寺発行写真集
法華寺 十一面観音立像 白檀--------法華寺発行写真集
図流用
街道図-------山川出版社 詳説日本史図録の街道図を加工して使用