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page=6 :荒子観音寺 名古屋市中川区荒子町宮窓138 泰澄開基、御本尊聖観世音菩薩像は、泰澄作と云われる。  湖北の寺院群 白山が見える己高山の山頂に泰澄が修験道を開いた。後に行基、最澄等が入って、繁栄を極め、立派な仏像が造られた。戦火にまみえ、寺や仏像は散逸したが、今は、地域の管理で、観音の里と呼ばれている。  小谷寺 長浜市湖北町伊部329    寺伝によれば、神亀2年(725)泰澄開基とされる。 安念寺 長浜市木之本町西黒田 地元では、古い仏像が此処に集められるようになったと云われている。 マキノ町の寺院群 この地方には、泰澄ゆかりの寺、泰澄作と云われる仏像が沢山ある。浦、津など港を意味する地名が残り、泰澄が舟を使い奈良に行ったと想像される。 仲仙寺 滋賀県高島市マキノ町浦 最勝寺 滋賀県高島市マキノ町海津   権水寺 滋賀県高島市マキノ町西浜
page=6 :(2)泰澄仏の分布 泰澄仏の分布を地図に示す。 赤マーク:泰澄仏が発見された地域 青マーク:泰澄仏を期待したが、未だ 確認出来ない地域                           泰澄仏の分布 (3)泰澄仏の特徴 泰澄は、修験者として各地を歩き、山を開き、寺を建て、その場に臨み、必要に即して、色々な仏像を刻んだ。発見された仏像は、次のように分類出来る。 (a) 荒彫りの半身像 (b) 荒彫りの立像 (c) 完成度の高い立像