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A23●郷(ごう)(旧下田中(きゅうしもたなか))
郷町
ののいちガイドマップ
 江戸時代、藩主の命により徳用村(とくもとむら)などと生産した美濃(みの)の真(ま)桑(くわ)瓜(うり)は田中瓜として金沢城下で広く知られていました。

 田中村には上(かみ)と下(しも)の集落があり、近代は郷村に属しましたが、1956年(昭和31)の分割合併の際、上田中地域は松任町田中に、下田中地域は野々市町郷町となりました。

 1600年(慶長5)に前田(まえだ)利家(としいえ)と丹羽(にわ)長重(ながしげ)がこの地で人質を交換したとき、神前で契りを結んだという天満宮(てんまんぐう)がありましたが、明治初年の紛争で祭神を分け、上田中は菅原社に、下田中は八幡社となりました。1881年(明治14)それぞれ田中郷菅原神社・田中八幡神社と改称しました。(本5)


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