拝師(はやし)明神(みょうじん)または拝師八幡宮(はちまんぐう)と称し、創建は1013年(長和2)と伝えられています。(本7)林氏や富樫氏は歴代守護神として崇敬し、地頭(じとう)大桑玄猷や三林氏をはじめ村民たちからは林郷の総社として深く信仰され、往時は数千坪の広さが有り、鬱蒼と繁った杉林から神林の村ともいわれました。(本7)境内末社は金剣宮(鶴来町)蛭子社(えびすしゃ)の奥殿を移築したとの説があり、1351年(観桜(かんおう)2)紀年銘のある古鏡二面が伝わっています。(本35)また、境内(けいだい)には樹齢(じゅれい)1000年以上といわれる椎(しい)の大木が残っています。
18-1●上林(かんばやし)の大椎(おおしい)
上林 1978年(昭和53)町指定
その幹(みき)の太さは、全国でも二番目と言われる大木でした。(本48)
上林の大椎
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