日本中が昭和(しょうわ)恐慌(きょうこう)による不況(ふきょう)の嵐(あらし)に動(どう)揺(よう)する中、 富(とみ)奥村(おくむら)は1932年(昭和7)に国から経済(けいざい)更生(こうせい)指定村の指定を受け、 「一村一心」 のスローガンのもと、 農業経営の合理化や様々な新事業の推進にあたりました。
その後、1936年(昭和11)には目覚(めざま)しい活動と実績が認められ、全国でも数少ない経済更正特別指定村の指定をうけ、 更に大きく活動の基盤を築いていきました。この石碑は、1938年(昭和13)に数々の難事業(なんじぎょう)を成し遂げた記念として建てられ、村人の心の拠り所となっていました。(本35・47)
一村一心碑
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