タイトル:ブラウザ判断

タイトルをクリックすると最初のページから表示されます。
ページ番号をクリックすると該当のページが表示されます。

page=2 :創立50周年を迎えて  昭和23年3月富奥農業協同組合が創立して50年の節目を迎え時代の変化をとらえる「写真集」の刊行にあたり、謹んで御挨拶を申し上げます。  顧みますと、農協が発足した翌年は、国民生活が苦難の時代であり農村恐慌にみまわれ、全国的に農協経営が不振におちいり、戦後最大のデフレに遭遇し、波乱の時代でありました。  それからも日本経済は幾度の好、不況を繰り返し、高度成長期を経て、今日の自由化、国際化の進展とともに規制緩和が進み、大変革期を迎えております。その間歴代組合長のご努力とともに役職員、組合員皆んなの役割を果たされた協同活動の成果が現在のja富奥の健全で安定した事業運営ができている源であるものと心より感謝申し上げます。  発刊できました写真集からは「農業の移り変わり」、「農協の変化」「暮らしがこんなに変わった」それぞれの時代に生きた前向の姿や、これからの在り方を若手農業人の表現をとうして、組合員各位に内容の意味するものを少しでも感じとっていただくならば幸いであります。  今日、人々の求めるニーズは多用化している折り、地域に密着したjaとして、更に満足度向上のため役職員一丸となって取り組みを致したいと思います。  今後とも関係機関をはじめ組合員並びに地域の皆様方のより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ創立50周年記念の御挨拶といたします。 富奥農業共同組合 代表理事組合長 金田誠治
page=2 :祝辞  富奥農業協同組合50周年に際し、記念誌を発刊されますことはまことに意義深く、心からお喜び申し上げます。  昭和23年3月に設立され、以来50年という節目を迎えられましたことに対し、心からお祝い申し上げます。と同時に、この間、貴組合のご発展のためにひとかたならぬ御苦労があったかと推察いたすところでありますが、これひとえに金田組合長をはじめ歴代組合長の卓越した手腕と、役職員各位の不断のご努力並びに組合員各位の積極的な御協力のたまものでありまして、ここに衷心より敬意を表するものであります。  御承知のように、現在、農業が一つの岐路に立たされているところであり、今後の農業の在り方を示すべき新農業基本法の策定のため関係団体から種々の意見等も出され、論議をかもしているところでもあります。  昭和60年代前半からのバブル景気といわれていた時には全国各地で都市化の波が押し寄せ、我が国の基幹的産業である農業のための農用地が次々と宅地化され、減少してきたところであります。このような中、貴組合の地域では、良好な農薬生産基盤の整備と農村集落環境の充実を図るべき農村活性化住環境整備事業に 取り組まれましたことは大変意義ある事業だと確信しているところであります。また、農産物こおいては、キウイフルーツをはじめ蕪、花はす等の産地化を図るなど我が町の農業生産の中心となっているところでもありますので、今後とも農業発展のため御努力いただきますよう心からお願い申し上げます。  終わりに、貴組合のますますの御発展と、組合員皆様方の御健康と御多幸をご祈念申し上げます。