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page=47 :aコープ富奥　粟田の倉庫跡地にaコープを建設したいという話が出たときは、組織内でもかなり激論がたたかわされた。だが粟田・新庄地区や金沢南郊の宅地化と歩調を合わせるかのように、昭和50年の開店以降、年間売り上げ額が順調に伸長、61年には24億円強の売り上げ高を記録するなど、ここ10数年県下aコープチェーンの中では断トツの業績を誇ってきた。 　62年には、姉妹店として下林店も開設している。
page=47 :新たな船出　松任・野々市など周辺地区へ大型商業施設が相次いで進出してくる中、aコープ富奥店の改装が役員会の重要な検討課題となる。多くの議論を経て、既存の場所での全面改築が最善と決まり、5億円弱の資金を投入、平成9年12月12日に新規オープンの運びとなった。 　食品館および生活館に売り場を分けて、売り場面積やバックヤードを大幅に拡充、一般公募で選ばれた愛称「プ・ラ・ラ」とともに、新たな船出をしている。