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page=49 : 小学校の6年間で、共に過ごす時間は家族よりも長く、純農村地帯として家庭環境が似通っていたことと相まって、同級生ともなれば心理的な親近感は兄弟以上のものだった。中学校の生徒は、小学校低学年の教室清掃などを分担。運動会・学芸会など学校行事も小中学校共催がほとんどで、小学生には中学生は兄姉的な存在だった。中学校は翌31年4月より統合、10月には新校舎に移っている。小学校の統合は37年4月だった。その後、町人口の急激な増加にともない、御園・菅原小に続いて、57年に富陽小学校が野々市小から分離、かつての校舎位置から数百メートル隔った中林5丁目に新築された。(写真左は昭和26年・写真右は32年)