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page=50 :末松廃寺(史跡) 明治41年の耕地整理の時、巨大な唐戸石(からといし・柱を支える基礎の石)が見つかって以来、用水などから古瓦や土器類が無数に出ている。昭和12年高村誠孝氏らが識者の指導下に発掘調査を行った結果、白鳳期寺院の跡と分かった。36年同氏が「和銅開珎」を発見して、再び学会の関心を引くにいたった。さっそく国や県に、祖先の遺産の顕彰をと、当時の中島町長などの尽力で、国指定の史跡公園としての整備の運びとなり、46年に完成をみた。同年10月には、三笠宮殿下の視察もあった。