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page=60 :婚礼道具 近年の商業化した婚礼様式からは想像し難いことだが、かつての一般民家の婚礼は、嫁入り先の仏壇の前で仲人の介添えを受け、三三九度の杯を交わすことが中心。その後、親戚や近隣から招かれた人たちが、この寿(ことほ)ぎの場で酒杯を交換する「嫁取り呼ばれ」が延々と深夜まで続くという図式のものだった。  婚礼道具を婚家に運ぶ「道具担ぎ」は、式当日の午前か、混雑をさけて数日前にすませるケースと半々ぐらい。写真は昭和30年代前半のもので、オート三輪に幔幕(まんまく)を張り、箪笥や長持・鏡台など、親や兄たちの精一杯の張り込みで購入された生活用品が積まれている。