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page=7 :西瓜 稲刈り時期の休憩スナップ、昭和31年撮影。この頃の稲作は早場米として出荷するため、8月下旬に稲刈り作業を行っていた。夏の陽射しの中、畦の大豆の陰にわずかの涼を求めて座り、流水に冷やしてあった西瓜を食べている。今では携帯用のクーラーバッグに詰められた清涼飲料が、西瓜に取って代わっている。さてどちらが美味しいか・・・・?当時、西瓜は自家用として、かなりの農家が栽培していた。
酪農 サイロに詰める草を満載した自慢のオート三輪を前に、笑いかけているのは「中林酪農協同組合」の11人。昭和35年、敷地面積1700㎡、搾乳牛20頭で出発した、彼らの酪農の共同経営は、前例があまりないことから広く注目を浴びた。所得倍増論など、日本経済の大きな変革へのうねりの中で、農民の地位向上を目標に置いた果敢な試みであった。