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第十三章 治安と災害
(第一節 村のとりきめ)
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第十三章 治安と災害

 

==第一節 村のとりきめ==

 

第一節 村のとりきめ

  昔は今のように警察制度がないので、治安の維持は自らの「とりきめ」などで保ったようである。もちろん、凶悪な犯罪者の取り扱いは別だったろうが、細かい日常のことや、百姓の生命である土地の問題でのいざこざが多かったようである。明治の初期にそれらを取り締まったのが羅卒であった。

  末松の古源一栄さん宅から発見されたものは、天和二年に奉行から届いたお定め書だが、半分しかないので惜しいと思う。

 

 

          

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