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B20●旧(きゅう)魚住家(うおずみけ)住宅(じゅうたく)(野々市町郷土資料館)
本町3−19−24 (平成5年2月16日町指定)
 問合せ/野々市町郷土資料館 電話 076−246−2672
 休館日/月曜日・国民の祝日の翌日(土・日を除く)・年末年始
 開館時間/午前10時〜午後6時  入館料/無料
ののいちガイドマップ
 この家は、1850年頃(安政年間)村井村(むらいむら)字樋爪(ひづめ)(現松任市)に建てられた農村の商家で、明治前半頃に野々市村西通(にしどおり)(現本町4丁目)の魚住家に移築されました。こんかにしんや肥料などを売る雑貨店として1973年(昭和48)まで使われていましたが、その後白山町に移築され、現在は本町3丁目に野々市町郷土資料館して利用されています。

 この建物は、切妻となる主屋の表構えを町家型にしてミセノマをもっており、これから奥は農家の典型である田の字形の間取りとする独特な複合構造になっています。このような農家風(のうかふう)町屋(まちや)の型式は、金沢から離れた農村部の街道筋(かいどうすじ)によく見られたもので、昔の面影をよく残しています。

 郷土資料館では民俗文化財を中心に展示しています。旧魚住家内では建物の様子と生活道具を関連づけて展示し、奥の展示棟では米作りに関する農作業と農具、現在は使われることのなくなった民具などが見学できます。(本47)


魚住内部


展示場内部


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